福島県が、JA全農福島・福島大・地元の畜産農家とタッグを組み、2021年度から約4年の歳月をかけて開発を進めてきた、新しいブランド牛の名称が「福粕花(ふくはっか) 」に決定しました。
福島牛「福粕花(ふくはっか) 」は、県産の酒粕を餌に加えて生育。出荷前の90日間にわたり、1日約100グラムの酒粕を乾燥させたパウダーを与えています。使用している酒粕は、県内の酒蔵でつくられたものです。
名称については、全国から集まった3,422件の応募の中から、県クリエイティブディレクターの箭内道彦さんを始め、生産者団体や流通関係者等で構成する審査委員会で協議。甘い華やかな香りから花開くおいしさ」のイメージが感じられる「福粕花(ふくはっか) 」が選ばれました。
全国トップレベルの酒造技術を持つ福島産日本酒の酒粕と、畜産農家が丹精込めて育て上げる福島牛が掛け合わさってできた「福粕花(ふくはっか) 」は、肉質等級が最高級の「5等級」の牛のみが名乗ることができます。その肉質はやわらかくジューシーで、脂の強い甘みが特徴。12月9日に開催されるデビューイベントの後から、県内の量販店や旅館、レストラン等での販売を開始します。
「ふくしまプライド。」を象徴する存在ともいえる新たなブランド牛を、ぜひご賞味ください。