さとうしゅぞうてん
大吟醸 藤乃井
縁は異なもの味なもの、酒の味わいにストーリーあり
佐藤酒造店はJR郡山駅から北へ約1.5㎞。郡山駅から最も近い酒蔵だ。
創業は1710年で、310年余りの長い歴史がある。場所は奥州街道沿いにあり、二本松藩主 丹羽公が酒蔵の敷地に咲く藤の花を見て、代表銘柄「藤乃井」を命名したという逸話が残っている。
2017年に蔵を大幅に改装、設備を一新し、大吟醸・純米大吟醸もつくる体制を整え、新たなスタートを切った。同時に、南部杜氏を招き、原料の米に山田錦を100%使用した吟醸酒の仕込みを行い、新たな「藤乃井」ブランドを目指している。
「これからも、普通酒含めて、手軽に飲めて地元から愛される酒造りを続けていきたい」と代表取締役の佐藤修子さんは語る。
有限会社 佐藤酒造店