きんすいしょうしゅぞうてん
大吟醸 金水晶
全国新酒鑑評会金賞受賞 15回福島市唯一の蔵
福島市唯一の造り酒屋、金水晶酒造店は、2022年3月の福島県沖地震で明治時代の蔵が全壊判定を受けたため2024年1月に福島市松川から福島市荒井に移転。新しい蔵は、農村公園「四季の里」と「いちご園」の間に建ち、13年連続水質日本一「荒川」の伏流水を仕込み水に使う。
創業の地の松川は、戦前まで金山があり、その鉱脈から水晶沢へと注いでいた水は、後に「金明水」と呼ばれた名水。酒銘の「金水晶」は、その金山と沢の名にちなみ、ラベルのロゴは「金水晶」の漢字を▲と●の図形で表現した印象的なデザインだ。
四代目の斎藤美幸社長は「米が良くないと旨い酒はできない」と米には特にこだわりがあり、吟味した米を磨く精米歩合も酒質を決めるのに大事だという。
原料から仕込みまでこだわりぬいた酒は、全国新酒鑑評会で15回金賞を得るなど数々の受賞に輝く。その代表が福島県のブランド認証産品にもなっている大吟醸だ。芳醇な香りと雑味のない引き締まった飲み口は絶品と評判。ほかにも純米吟醸、純米酒などを展開している「金水晶」シリーズはどれも丁寧に醸され、評判が良い。
有限会社 金水晶酒造店