あいづしゅぞう
純米酒 会津
清らかな水、徹底した低温管理。味わいフレッシュな酒造り
次代蔵元が頭角を現しつつある会津酒造。東京農業大学醸造科を卒業し、福島県清酒アカデミーなどで酒造りを学んだ渡部景大社長が蔵に入って約十三年。酒造りに本格的に取り組んでいる。
「日本一旨いお酒を造りたい!食事に合って、場の空気を楽しくするような酒質のお酒を造りたいと思っています。その決め手となる原材料、水も米もここ会津にはあります。名もなき旨き酒。これが理想です」と渡部社長は熱く語る。個性がありすぎると飲み続けられない。ならば特徴がないことを特徴にした酒があってもいいじゃないか、というのが持論だ。
酒にとって重要な要素の一つである水は井戸水を使用。この地下水は硬度0.8〜1という超軟水。この水で仕込む酒は、いずれも口当たりが柔らかく、旨味がすーっとしみわたる。酒の味わいにとって水が大切なことを痛感させられた。
会津酒造 株式会社